アナ・ミヤレス 最後の質問で、利用者もボランティアができるということですが、具体例としてはまず最初に、タイムダラーのリクルートする人たちは“May I help you?”と言うよりも“We will help you”というように寝たきりの人たちからも話をしているうちに、この人は何ができるだろうかと創造力を豊かにして残存機能を引き出すようにします。例えばダウン症の子ども達とお年寄りが一緒になって花作りをしたり、車椅子の人たちが本を読んだりするボランティアをするなど、いろいろなケースがあります。私たちはとかくこの人は高齢者、障害者、子どもとレッテルを張りがちですが、そうではなくて1人ひとりがもっている才能、その才能は何処かで使われると思って欲しいと思います。